将棋のハンデについての質問です。
将棋をパソコンソフトで楽しんでますが、囲碁では9子から定先の置石でのハンデがあります。
ならば将棋でも、囲碁の9子局から定先に比例するハンデがあると思うので。、その将棋のハンデを詳しく知りたいです。
将棋を初心から学びたいから、ハンデについての回答お願いします
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将棋の場合、上位者が駒を落とす(初形から駒を抜いて戦力に差をつける)事でハンデとします。
上位者と下位者の棋力差が少ない方から順に
①香落ち(上位者の左側の香車を落とす)
②角落ち(角行を落とす)
③飛車落ち(飛車を落とす)
④飛香落ち(飛車と左香を落とす)
⑤二枚落ち(飛車と角行を落とす)
⑥四枚落ち(飛車、角行、左右の香車の計四枚を落とす)
⑦六枚落ち(飛車、角行、左右の桂馬、香車の計六枚を落とす)
⑧八枚落ち(飛車、角行、左右の銀将、桂馬、香車の計八枚を落とす)
⑨十枚落ち(飛車、角行、左右の金将、銀将、桂馬、香車の計十枚を落とす。要するに歩と王将のみ)
通常ではこの9種類となっております。
これ以外にも、右香落ち、三枚落ち(四枚落ちに右香車を加える。⑤と⑥の間)、五枚落ち(六枚落ちに右桂馬を加える。⑥と⑦の間)、七枚落ち(八枚落ちに右銀を加える。⑦と⑧の間)、九枚落ち(十枚落ちに右金を加える、⑧と⑨の間)、等も有りますが、段階が細かくなり過ぎる事と、下の手合いの定跡で攻略可能な場合が多い事から、殆ど指される事はありません。
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囲碁は、先に置く石の数で、ハンディが付けやすいですが、将棋は、駒を落としたからといって不利になるばかりではなく、取られる駒がないという有利に働く面があります。
また、将棋は戦法知識が勝敗の大きな鍵になりますが、あるべきはずの駒がないと、その知識が通用しなくなり、ハンディの付き方が囲碁とは大きく異なるようです。
ということで、駒落ち将棋は置き碁ほど盛んでなく、あまり指されません。
実力差の大きいときには、対局そのものを避けることが多いのです。
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囲碁3子は先生と生徒の力の差がある。
将棋では飛車を外すなら先生と生徒の力の差が有るものと考えられる。
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将棋のハンデは基本的に、
飛車角落ち
(飛車と、角行を落とす)
4枚落ち
(飛、角、香2枚落とす)
6枚落ち
(上の4枚に桂馬2枚)
金銀三歩
(王、金、銀と前の歩だけ)
落とすとは、ゲームから除外するということです
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