将棋の王将の「玉」と「王」の違いはなんでしょうか?
最近あることがきっかけで、将棋をしているんですが、
まだまだ初心者で何もわからないんですけれど、
先日気づいたんですが、王将は、よくよく見ると
「王」と「玉」って書いてありますよね。他の駒はペア全部同じだったと思うんですが、
王将だけが違いました。
これは私の持っている駒を作った人の間違いでしょうか?
それとも、こうなっているものなのでしょうか?
また、王と玉の違いはなんですか?
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王と玉の違いはありません。
実力的に目上の者が王将、下位の者が玉将というのが現代的な解釈です
もともとは「玉将」が正式な名称でした
玉とは財宝を表し、金や銀より上だったのです
それが、いつの時代からか王将になり現代に至ります
王と玉が二つ存在する理由は、天下に2王はいらないからという説を始め
いろいろな説がありますが、いずれもはっきりしません。
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以下の条件で優位なほうが王将です
1・・・年齢の高い人(ただし男女間なら男性が王将)
2・・・棋力が高いほうが王将
3・・・賭け率が低いほう(上手)が王将
4・・・その前の対局の勝者が王将
5・・・過去の戦歴の高いほう(順位)が王将
囲碁の場合に黒石を先に持ってから段級位を問うのと同じで
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄迷ったら玉を取るか相手が取るのを待つのが基本です
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王と玉の違いは字体に点があるかないかだけですw
それ以外の性能はまったく同じです。
もともとは将棋には玉しかなかったのですが、字体が似ているのでいつの間にか王を使うようになったそうです。
「天に二日なく、地に二王なし」との言葉に基づいて王は1枚になりました。
王は上位者(上級者また後手)が使い、玉は下位者(下級者または先手)が使うのが慣例となっています。
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機能としては同じものです。
玉の使い方は、慣例として
後手が使う。
詰め将棋で使う。
です。
日本の小将棋では、
一つの国に王が二人いることは無い(国が安定しない)ため不吉とされて使われています。
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対局する際に、強い方の方が「王」、
弱い方の方が「玉」と聞きました。
子供の頃聞いたので、詳しくはわかりませんが・・・
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